「ぼくも、わからないんですよ」
巨人の桑田真澄さんが、テレビで野球少年に対して指導をしていた際、たまたま三塁コーチャーズボックスにたって、発言された。
「そうか、桑田さんでも、三塁コーチャーの経験がないから、わからないんだ?!」
とその時、思ったのでした。
時を同じく、母校の野球部の監督から、「三塁コーチャーの指導をしてほしい」との
依頼を受けました。
その時は、現場(グランド指導)から、離れているので、固辞したのでした。
すると、そのチームが、秋の本大会で、勝負どころで、三塁コーチャーの判断ミスで、負けてしまうことがありました。
なんと、一死 ニ・三塁で、ライトオーバーの2塁打で、2塁ランナーが、ホームでアウトになって
しまったのです。
ベンチも、スタンドも、ありえない状況で、その試合は 2対3で負けてしまいました。
勝った学校が、翌年の春のセンバツに出場しました。
その状況を聞いて
ぼくには
「ふむふむ」
その瞬間の、三塁コーチャーの心理と判断が、手に取るようにわかりました。
桑田さんのテレビでの発言と、母校の三塁コーチャーの判断が、重なり、再び、三塁コーチャーの
指導をするようになるとは、夢にも思いませんでした。
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「三塁コーチャーの 参考文献、教科書がない」
現役の選手たちに、3塁コーチャーの指導を、文章として、残すために、参考文献を探しました。時間を割いて探し回ったのですが、部分的に、書かれているものはあっても、体系的に書かれている、三塁コーチャーの文献は、
見当たらず、皆無の状況でした。
「・・・・・・・・?!」
「それなら 自分で、三塁コーチャー論を書いてみよう!
教科書ではなく、より実践的な強化書として
全国の三塁コーチャーのために、書こう!」
と決意したのでした。
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